好きな本10選#

好きな本は山ほどあるが、心から読んでよかったと思える本に限定したら10冊に満たなかった。
10冊は今後入れ替わる可能性有り。

1. 『煌夜祭』#

多崎礼(著) 中公文庫

あまりに美しい物語。世界観、情景描写、心理描写、物語の展開、全てが洗練されている。
何度も何度も読み返している一番好きな小説。

2. 『獣の奏者』#

上橋菜穂子(著) 講談社文庫

最も好きな小説家による珠玉の作品。
上橋ワールドが全開に繰り広げられた独特な世界観は、圧倒的な没入感がある。
最高のファンタジー作家だと思う。

3. 『ハリーポッターと賢者の石』#

J.K.ローリング(著) 静山社

小学生の頃に、明確にファンタジーにハマるきっかけとなった作品。
映画から入ったため、小説から入っていたら脳内ではどんな世界が広がったのかな、と夢想することがある。

4. 『虚数の情緒: 中学生からの全方位独学法』#

吉田武(著) 東海教育研究所

著者の科学や学問に対するスタンスが素晴らしい。深い信念を感じる。
辞書より分厚くて大きい1000ページを超える大著だが、内容は中学生でも読める。
これは数学書と言えるのだろか。人生指南書の趣さえある。
大人になって読んだ本だが、学生時代に出会いたかった。

5. 『コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方』#

Noam Nisan、Shimon Schocken(著) オライリージャパン

学生の頃に読み、コンピュータの仕組みやCPUの仕組みについてグッと理解が深まった本。
AND、OR、NOTなどの単純な論理演算から始まり、それらを組み合わせてCPUやコンピュータを作る。
その後、機械語、アセンブラ、自作プログラミング言語、コンパイラ、OSと順番に作っていき、作成したコンピュータ上で動かす。という盛りだくさんな内容。
実際に演習を行いながら読むと最低数十時間はかかるが、確実に知識が身になる一冊。

6. 『白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険』#

川添愛(著) 東京大学出版会

知られざる名作。間違いなく名著だろう。
とっつきにくオートマトンや形式言語を具体名を出さずに、物語として学べるなんて想像もできなかった。
単純に物語としても非常に面白い。
コンピュータの礎となる計算理論に触れる一歩目としては最適だろう。